スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
「プラナリア」
pura.jpg

直木賞受賞、山本文緒作「プラナリア」です。
あまり自分は芥川賞や直木賞を取った作品は読まない人間なのですが、連れが買っていたのを良い機会として借りて読んでみました。こういう時は趣味が合わない事も助けとなりますね。

この本は短篇小説で、「プラナリア」を含む計五話で構成されています。宣伝で良く見かける「現代の無職をめぐる心模様。働かないっていけないこと?」といった内容は「プラナリア」の話であって、他の四話は全く違った内容となっています。

------------------------------------

まず初めに読み終えた感想は・・・とてもモヤモヤする!の一言です。

「え?ここで終わり?続きは?」みたいな感じで各話が終わっていきます。しかもどちらかというと暗い内容が多く、読んでスカッとする感じではありません。これだから○○賞とか取った作品はいけ好かないんだ!とか借り物なのに勝手にひとりで怒っていたり。

でもその余りに突き放した感が逆に心のどこかに引っ掛かっていて、結局何度も読み直す事となってしまいました。うーんこれが受賞作たる所以なのかなぁ。モヤモヤが全てすっきりと晴れたというわけではないのですが。この本に対するしっかりとした自分の答えが出せないからそう考えてしまうのかもしれない。ここが良かっただとか、ここはこういう事が言いたかったんだとか。難しい。


『或る芸術作品に関する意見がまちまちであることは、とりもなおさず、その作品が斬新かつ複雑で生命力に溢れていることを意味している(オスカー・ワイルド)』 

うーむとりあえずもう一度読んでみるかな・・。
スポンサーサイト

テーマ:本の紹介 - ジャンル:小説・文学

【2005/10/12 00:31】 | 読み物 | コメント(2) | page top↑
<< | ホーム | 千葉の先っぽ>>
コメント
はじめまして
トラバ、ありがとうございます。

もやもやするっていうの、私も分かります。同じ小説でも、読み返してみるとまた違う感想にもなったりしますよね。
直木賞作品にしては、もやもや度は高いような気もします。って、私も直木賞作品あまり読んでないんですけどね(笑
【2005/10/12 09:30】 URL | ゆう #T0ca3UNU[ 編集] | page top↑
やっぱり奥が深い
あれからまた何度か読み直してみました。初めの頃とはまた少し違った観点で読む事が出来た気がします。

どんな名作といえども結局は読み手次第なんですよね。百人がいれば百通りの解釈が存在するわけですし。

こういった「賞」と名の付く作品に対してこれまでは「賞をとったからすごいんだな」という考えだったのですが、「何でこの作品は賞を取ったのだろう」的な鑑賞もアリだなと思うようになりました。

自分の価値観を他人と合わせる必要は全く無いですが、他人との価値観の比較は行なってみて損はないですよね。

とはいえまだまだ読書経験値が低い自分でありますので、これから精進していきたいと思います。
【2005/10/18 01:01】 URL | tak #-[ 編集] | page top↑
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。