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「ダ・ヴィンチ・コード」 Dan Brown


今話題のダ・ヴィンチ・コード、文庫化されたのを良い機会に買って読んでみました!

感想を一言で言えば「すごく面白かった!」 

初めはレオナルド・ダ・ヴィンチの作品についてのミステリー本かな?と思っていたのですが、実際は宗教が密接に関係したサスペンスといった方が良い感じの作品です。もちろん「モナリザ」や「最後の晩餐」といった彼の代表作はストーリーにも深く関わってきて話を大いに盛り上げてくれます。

[ストーリー]
閉館後の静寂に包まれたルーブル美術館で起きた殺人事件。殺害されたルーブル館長の死体には複雑怪奇なメッセージが残されていた・・。
以下ネタバレを含むかもなので未読の方は注意してください!


外国の小説を読む時に良く感じるものが「宗教」という壁。普段あまり宗教というものを肌に感じず生きているので、宗教関連の描写のところは読んでいてもいまいち実感が湧かないんですよね。今回の「ダ・ヴィンチ・コード」も最初に書いたようにそのストーリーはほとんど全てが宗教(キリスト教)に密接に関わるものです。 

なぜ人々は聖杯を追い求めるのか?なぜマグダラのマリアの存在は協会から煙たがられているのか?・・・などなど、この物語の根幹を成す重要なあれこれがいまいち身に染みては感じないのですよ。もちろんこれらは現実のキリスト教の世界では「常識」の事なのですが、自分には小説の中の一設定に見えてしまったり。

著者ダン・ブラウンは”聖杯”にこれまでに無い大胆な解釈を加え世界中に大きな衝撃を与えました。そのあまりにも大胆な仮説からいわゆる「トンデモ本」の烙印を押されてしまった事も(注:もちろん綿密な研究が下地にあっての仮説です)。でも悲しきかな、その大いなる衝撃は自分には「ふーん」としか感じる事が出来ない・・・。仕方の無い事なのですけれどもね。
 

と、まぁそういう残念な所もあるのですが、その分逆に色々勉強になった部分が多かったのも事実です。小説中に登場する宗教団体は全て実在のもので、キリスト教の成り立ちやその歴史、今現在のキリスト教の実態など理解し易いように詳しく書かれています。フィボナッチ数列や黄金比などのくだりも良い勉強となりました。暗号解読好きにはたまらないお話と言っても良いでしょう。自分もその一人です。

ただ一つ、あえて欠点を挙げるとすればストーリーに難があるかなぁと。個人的には彼が黒幕だったのは「うーん」という感じです。無理矢理に「導師」という存在を作らなくても良かったのでは?初めから「映画」を意識しているストーリー構成に思えてしまいました。題材がとても素晴らしいものだっただけにこの点はちょいと残念な所です。

そしてその映画の事ですが、どうやらトム・ハンクスが主人公を演じるようですね~。ジャン・レノは警部役かな?この小説がどのように調理されるかかなり楽しみです。
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テーマ:海外小説・翻訳本 - ジャンル:小説・文学

【2006/03/21 22:25】 | 読み物 | コメント(2) | page top↑
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コメント
こんにちは
http://happy-site.net/でブログみつけたので見にきちゃいました。ブログまた見にきます。
【2006/03/22 12:30】 URL | けせらせら #-[ 編集] | page top↑
おひさしぶりです
私もこの本は、完全に映画化意識しているとおもいましたよぉ。TBさせていただきますので、そちらからもどうぞ。
【2006/05/20 00:27】 URL | チュチュ姫 #-[ 編集] | page top↑
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